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ブエルタ・ア・エスパーニャ2022　予想の答え合わせ

ブエルタ・ア・エスパーニャ 予想

激熱だったブエルタ、予想も激熱なものにできたか…！？

レムコ・エヴェネプール（クイックステップ・アルファヴィニル）のグランツール初総合優勝という結果だけでなく、今回のブエルタは内容も熱く、そして激しいものでしたね。

その展開に心躍らせる日々でしたが、果たして自分の予想はどうだったでしょうか？

今回もいつも通り振り返っていきたいと思います。

 

4賞予想

まずは、総合争いも含めた4賞から見ていきましょう。

自分の予想がこちら！

総合争い

本命：エヴェネプール　→　的中！

対抗：リチャル・カラパス　→　総合14位

穴：ジョアン・アルメイダ　→　総合5位

大穴：セップ・クス　→　第9ステージ出走前にリタイア

 

ポイント賞：サム・ベネット　→　第10ステージ出走前にリタイア

山岳賞：トーマス・デヘント　→　36位（2pt）

ヤングライダー賞：エヴェネプール　→　的中！

 

エヴェネプール！！！

ツール・ド・フランスでの負傷が不安材料だったプリモシュ・ログリッチを外し、グランツールでの経験が浅いエヴェネプールを選んだのが大成功！！

ドノストア・サンセバスティアン・クラシコアでの走りと、クイックステップのメンバー選出を見て決めたのですが、よくぞ期待に応えてくれました！！

 

他の予想は…う～ん、いまいちですねぇ…。

その安定感を信頼していたカラパスが早々にタイムを失ったのは痛かったですし、UAEチームエミレーツが結果的にアルメイダではなくフアン・アユソがエースになるのは完全に考えていませんでした。

あとは、総合2位に入ったエンリク・マスを今シーズン不調だからと完全に切っていたのは悪い判断でしたね…。

「ログリッチは不安があるから外そう」はともかくとして、「じゃあクスを入れてみよう」という判断は、ちょっとノリでやってしまった感は否めません。

 

ポイント賞は、もしベネットが新型コロナウィルスでリタイアせずにマッズ・ピーダスンと争っていたら、どうなっていたんですかね？

リタイアした時点で2人の差は僅か5pt、結果はともかくとして…、1人のロードファンとしては純粋に見たかったというのが本音です。

山岳賞に関しては…、半分「ガチャ」みたいのものだと思っていますので、まぁこんなもんしょう（？）。

 

とりあえず、エヴェネプールの総合首位を当てた事をドヤっておきます。

ドヤァ…！

 

ステージ優勝予想

続いて、ステージ優勝の予想を振り返っていきましょう。

サクサクっといきますよ～。

 

1週目

・第1ステージ

グランツールでは3年振りとなるチーム・タイムトライアル、下馬評通りチーム・ユンボ・ヴィスマが勝利！

自分の予想はこちら！

イネオス・グレナディアーズは惜しくも2位でした。

そして、開幕ステージから予想をし忘れそうになる、なんだか不安げなスタートに…。

 

・第2ステージ

オランダでの平坦ステージ、サム・ベネットが復活の勝利！

自分の予想はこちら！

サム・ベネットで見事的中！！

2020年にツールでポイント賞を獲得した実力は、やはりさすがでした！

 

・第3ステージ

ド平坦なスプリンター向けステージ、勝利したのは前日に続いてサム・ベネット！

自分の予想は…

サム・ベネット～！！

前日の走りを見たら、「信じる」一択でしたよ。

 

・第4ステージ

スペイン突入初日、急勾配のフィニッシュを制したのは…ログリッチ！

自分の予想はこちら！

なんと、アラフィリップは勝負所の手前で力なく遅れていきました…。

ツールを回避したぐらいですから、コンディションが上がっていなかったんですかね？

 

・第5ステージ

今大会最初の逃げ切り勝利を挙げたのは、最終盤の登りで飛び出したマルク・ソレル！

自分の予想はこちら！

メイン集団は完全に逃げ切り容認でしたね。

まあ、仮に逃げ切りと予想していてもソレルは選択肢に無かった気がします。

 

・第6ステージ

今大会初の山頂フィニッシュ、なんとメイン集団から飛び出したジェイ・ヴァインがそのまま独走勝利！

自分の予想はこちら！

メイン集団が逃げとのタイム差を縮めていった時点では「よしよし」と思ったんですが、まさかあそこからヴァインが飛び出して勝とは…。

そして、ログリッチは調子が悪かったですね…。

 

・第7ステージ

中盤に1級山岳が登場する少し変わったレイアウト、逃げ切り勝利を掴んだのはヘスス・エラダ！

自分の予想はこちら！

逃げ切れるか分からないレイアウト、しっかり逃げを予想できたのは決して悪くないと思います。

それが当たるかどうかは…また別の問題ですね。

 

・第8ステージ

1級山岳フィニッシュ、またしてもヴァインが独走勝利！

自分の予想はこちら！

ヴァインの強さには本当に驚きました…！

マスというチョイスは、3人しか残らなかった総合勢のトップ集団でフィニッシュと、的を外していない感はあるのでOKです。

 

・第9ステージ

4kmほど急勾配が続くとんでもないフィニッシュレイアウト、逃げ集団からルイス・メインチェスが抜け出してそのまま勝利！

自分の予想はこちら！

最序盤のアタック合戦で、ブイトラゴが逃げに乗ろうとトライした際は「よしきた！」と喜びましたが、結局逃げには乗りませんでした。

とりあえず、逃げ切りという読みは当たっていましたね。

 

1週目は、9ステージ中2ステージ的中！

サム・ベネットのみですが、当てやすいところをしっかり当てるのは結構大事であると同時に、個人的には意外と難しいと感じていたりします（どうしても奇をてらいがち…）。

 

2週目

・第10ステージ

30.9kmの平坦な個人タイムトライアル、絶好調のエヴェネプールが圧勝！

自分の予想はこちら！

エヴェネプールで的中！

まあ…、1週目であれだけの走りを見せつけられたら、ほぼ一択でしたね。

 

・第11ステージ

海岸沿いにフィニッシュする平坦ステージ、強力な隊列に導かれたカデン・グローヴスが勝利！

自分の予想はこちら！

メルリールは猛追を見せましたが、一歩及ばず3位でした。

今大会のメルリールは、どこか煮え切らない結果と内容だった印象です。

 

・第12ステージ

話題の「平坦ステージwith山頂フィニッシュ」、逃げに乗ったカラパスがその力を見せつけて勝利！

自分の予想はこちら！

逃げ切りという想定は合っていましたが、ピノは逃げませんでしたね。

逃げ向けステージではよくある事なので、あまり気にしてはいません。

 

・第13ステージ

結構厄介な勾配の登りフィニッシュ、勝利したのはマイヨ・プントスを着用するピーダスン！

自分の予想はこちら！

ピーダスンで見事的中！！

登りスプリントでの走りはちょっと別格でしたね！

 

・第14ステージ

1級山頂フィニッシュ、またしてもカラパスが逃げ切り勝利！！

自分の予想はこちら！

エヴェネプールは落車の影響もあって、調子を落としていました…。

しかし、こういったステージで逃げと総合勢どちらが勝つのかは、本当に予想が難しいです。

 

・第15ステージ

今大会のクイーンステージを制したのは、オランダ期待の若手ティメン・アレンスマン！

自分の予想はこちら！

前日に2位（総合勢トップ）だったロペスを選びましたが…この日は3位（総合勢2番手）。

狙い自体は悪くはなかった…気がします。

 

2週目は、6ステージ中2つ正解！

エヴェネプールにピーダスンと、これまた大本命を選んでの正解ですが…、とにかく安定して正解出来ているのは嬉しいですね！

 

3週目

・第16ステージ

またやってきた「登れるスプリンター向け」ステージ、またしてもピーダスンが勝利！

自分の予想は…

しっかりとピーダスンをチョイス！！

更に言えば、迷っていたアッカーマンはステージ2位と、充実の内容でした！

 

・第17ステージ

2度目の「平坦ステージwith登りフィニッシュ」は、アタック合戦を制したウランが勝利！

自分の予想は…

…やってしまいました。

グランツールのステージ予想を忘れてしまったのは、恐らく2年振り（並行開催だったジロとブエルタで1回ずつやっているはず…）です。

 

・第18ステージ

1級山岳フィニッシュ、逃げをギリギリで捕まえて勝ったのはエヴェネプール！！

自分の予想はこちら！

ピノも逃げに乗り、ステージ6位と頑張っていました。

しかし、エヴェネプールは強かったですねぇ。

 

・第19ステージ

逃げ向きにも見えたレイアウト、スプリンターを脱落させてピーダスンが今大会3勝目！

自分の予想はこちら！

この日は完全に逃げ切りだと思い込んでいました。

ピーダスンのためにライバルを振るい落としたトレックのアシスト陣の働き、素晴らしかったです。

 

・第20ステージ

難関山岳ステージ、またまたカラパスが逃げ切り勝利！

自分の予想はこちら！

エヴェネプールはタイム差的にかなりの余裕もありましたし、無理してステージを狙ったりはしなかったですね。

マスが逆転を目指してもっと激しく攻撃していたら、違った展開もあったかもしれません。

 

・第21ステージ

マドリードの周回コース、予想外な流れから最後はフアン・モラノが勝利！

自分の予想はこちら！

残り200mぐらいまでは「アッカーマン来た～！」と、心の中でガッツポーズをしていた自分がいます。

まさか、リードアウターのモラノがそのまま勝つなんて、考えてもいませんでした。

 

3週目は、6ステージ中1つ正解！

最終日も含めて予想外な展開もある中、しっかり1つ拾えたのはまあ悪くない…はずです。

 

これで全21ステージを終えて、正解は…5つ！

まずまずの正解数、そして各週満遍なく正解を続けられたのは良かったと思います！

 

なにはともあれ、エヴェネプールですよ

エヴェネプールの総合優勝を的中させ、そしてステージも5つ正解と、全体的には結構いい結果だったのではないでしょうか！

グランツール出場経験の少ないエヴェネプールを総合優勝の本命に挙げるのは、当然リスクもあって結構迷いましたが、思い切って決断して本当に良かったです！

唯一心残りなのは、ステージ逃げ切り勝利を一つも当てられなかった事ですかね。

というのも、これで2年続けてグランツールは逃げ切り勝利の正解がゼロになってしまったんです。

あまり逃げ切りを当てる事に拘ると痛い目を見るとは思いつつ、来シーズンはどこかで当てたいですね。

 

さて、グランツールの季節は終わりましたが、まだまだロードレースシーズンは終わりません！

世界選手権にイル・ロンバルディアと、ビッグレースも残っています！

残りのシーズンも、色々と予想したりしながら楽しんでいきますよ～！

それでは、また！！