2年越しの栄冠 ジロ・デ・イタリア2022、最終第21ステージは17.4kmの個人タイムトライアル。 コーナーが連続するテクニカルなコースを抜け、中盤で距離4.1km・平均勾配5.4%の丘を超え、最後は円形闘技場にフィニッシュする、2019年の最終ステージとほぼ同じ…
今大会最強の男 今大会最後のラインレースとなる第20ステージは、1級山岳サン・ペレグリーノ峠(距離9.6km・平均勾配8%)とチーマコッピのポルドイ峠(距離11.9km・平均勾配6.8%)を越えて、1級山岳マルモラーダ(距離12.9km・平均勾配7.8%)へとフィニッ…
マリア・アッズーラの強さ 3級・3級・1級・2級と、4つのカテゴリー山岳が登場する山岳ステージ。 逃げ切りの可能性が充分にあり得るレイアウトで逃げを選択したのは12人、その中には山岳賞首位の座をより強固にしたいクーン・ボウマン(チーム・ユンボ・ヴィ…
「逃げ切る」とはこういう事 レース開始前、総合4位のジョアン・アルメイダ(UAEチームエミレーツ)が新型コロナウィルス陽性の為にリタイアという、ショッキングなニュースが飛び込んでくる。 最終日の個人タイムトライアルの事を考えると、総合表彰台の可…
バーレーン・ヴィクトリアスというチーム 終盤に1級山岳が2つ登場する、前日に続いての難関山岳ステージ。 山頂フィニッシュではないけれども、総合争いが起こるには十分な難易度だ。 この日の逃げも、様々な意図を持った選手が25人という、大所帯。 クーン…
クイーンステージを制したのは… 3つの1級山岳を超え、獲得標高が5,250mにもなる今大会のクイーンステージ。 設定が厳しいと話題になっている3週目、いよいよ総合勢による山岳バトルが本格化するのか。 最序盤のアタック合戦で出来上がった逃げ集団は、最初の…
「イタリア希望の星」と呼ばれて 2週目の最終日は、コース後半に1級・1級・2級と3つのカテゴリー山岳が登場する山岳ステージ。 ただ、フィニッシュ地点となる最後の2級山岳は、頂上に近づくにつれて勾配が緩くなっていくので、あまり総合争いの舞台とはなら…