初心者ロードレース観戦日和

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ジロ・デ・イタリア

【みんなで決めるMVP】2023年5月結果発表!!

これまた僅差…! みんなで決めるMVP、5月の投票が終了しました! 今回の最多得票は、プリモシュ・ログリッチ(ユンボ・ヴィスマ)!! 【みんなで決めるMVP 2023年5月】ジロが劇的すぎた5月のMVP、皆さんの投票で決めましょう!投票期限は6/3の20:00まで!ノ…

ジロ・デ・イタリア2023 予想の答え合わせ

新型コロナと悪天候 ジロ・デ・イタリア2023は、第20ステージで激走を見せたプリモシュ・ログリッチが逆転での総合優勝を飾りました。 チェーンが落ちた瞬間は「あぁ、だめか…」と思いましたが、まさかそこから逆転するとは…本当に驚きましたね。 そんな第20…

【レース感想】ジロ・デ・イタリア2023 第21ステージ

美しきローマ周回コース 2023年のジロ・デ・イタリア、その最終ステージはここ数年続いていた個人タイムトライアルではなく、実に5年ぶりとなるローマでのスプリント。 前日に劇的すぎる展開で総合争いを決着させた選手たちは、和やかで、そして晴れやかな雰…

【レース感想】ジロ・デ・イタリア2023 第20ステージ

ログリッチと言う男 ユンボ・ヴィスマに所属するスロベニア人、プリモシュ・ログリッチは現役屈指の総合系選手である。 元スキージャンプ選手と言う異色の経歴ながら、抜群のタイムトライアル能力、そしてプロ契約後に鍛え上げた登坂力と、素晴らしい才能を…

【レース感想】ジロ・デ・イタリア2023 第19ステージ

激戦のチーマ・コッピ!! ドロミテ3連戦の2日目は、2級・1級・1級・2級とカテゴリー山岳を越え、最後は今大会の最高到達点である超級山岳トレ・チーメ・ラヴァレードにフィニッシュし、獲得標高が5,400mになる今大会のクイーンステージ。 残り40kmを切った…

【レース感想】ジロ・デ・イタリア2023 第18ステージ

ドロミテ3連戦、開幕 ドロミテ山塊3連戦の初日となる第18ステージは、1級・4級・1級・2級・2級と5つのカテゴリー山岳が登場するレイアウト。 フィニッシュまで残り25.8kmに登場する1級山岳チビアーナ峠は、登坂距離9.6km・平均勾配7.8%という全体プロフィー…

【レース感想】ジロ・デ・イタリア2023 第17ステージ

三つ巴のスプリント!! 第17ステージは平坦基調…ならぬ下り基調、獲得標高300mというレイアウト。 今大会は各チームの消耗が激しくて、逃げを捕まえきれないステージが目立っているけれども、流石にこれは…集団スプリント間違い無しか。 スタート直後にトマ…

【レース感想】ジロ・デ・イタリア2023 第16ステージ

待ちに待った総合争い…! 3週目の幕開けは、1級・3級・2級・2級と絶え間なくアップダウンを繰り返してから、1級山岳モンテ・ボンドーネの頂上にフィニッシュする、難関山岳ステージ。 フィニッシュ地点のモンテ・ボンドーネは、登坂距離21.4km・平均勾配6.7…

【レース感想】ジロ・デ・イタリア2023 第15ステージ

激戦の「ミニ・ロンバルディア」! 1級・2級・2級・2級と4つのカテゴリー山岳が登場する、中級山岳ステージ。 最後の2級山岳ロンコラ・アルタ(登坂距離10km・平均勾配6.7%)からフィニッシュ地点のベルガモまでは、モニュメントの一つである「イル・ロンバ…

【レース感想】ジロ・デ・イタリア2023 第14ステージ

ワンデーレースのようなステージ勝利争い 第14ステージは、序盤に1級山岳が登場するけれども、それ以外は平坦基調なレイアウト。 可能性が高いのは集団スプリントだと思っていたけれども…? レースがスタートすると、逃げ切りの可能性を見出す選手たちが激し…

【レース感想】ジロ・デ・イタリア2023 第13ステージ

たったひとつの冴えたやりかた 第13ステージは、標高2,469mの今大会最高峰グラン・サン・ベルナール峠が登場し、獲得標高が5,100mにもなる超難関ステージ…の予定だった。 しかし、悪天候のためにグラン・サン・ベルナール峠は丸々カットされ、クロワ・ド・ク…

【レース感想】ジロ・デ・イタリア2023 第12ステージ

さあ、みんなで逃げようぜ! 第12ステージは、終盤に「ピュアスプリンターお断り」といった感じの厳しさの2級山岳が登場する、逃げ向きステージ。 件の2級山岳コッレ・ブライダのプロフィールは、登坂距離10.7km・平均勾配5.9%と「そこそこ」と見せかけて、…

【レース感想】ジロ・デ・イタリア2023 第11ステージ

4年振りのジロ勝利! 第11ステージは、3つ登場するカテゴリー山岳の難易度が3級・3級・4級と低く、集団スプリントが予想されるレイアウト。 スーダル・クイックステップが前日のレムコ・エヴェネプールに続いて、マティア・カッタネオ、ヨセフ・チェルニー、…

【レース感想】ジロ・デ・イタリア2023 第10ステージ

波乱の雨… 2週目の幕開けとなる第10ステージは、コース中盤に2級山岳と4級山岳がありつつも、全体的な厳しさはそこまでではないように見えるので集団スプリントが予想されるレイアウト。 総合首位に立ちながら新型コロナウィルス陽性となってしまったレムコ…

【レース感想】ジロ・デ・イタリア2023 第9ステージ

稀に見る僅差の激戦!!しかし… 1週目の締めくくりは、35kmド平坦の個人タイムトライアル。 この距離だと、総合勢に大きな差が付く可能性も高い、今大会最初の山場かもしれない。 雨が路面を濡らす難しいコンディションもあって、序盤に「ターゲットタイム」…

【レース感想】ジロ・デ・イタリア2023 第8ステージ

大器の証明 コース終盤に4級・2級・4級と3つの山岳が登場する、逃げ向きのステージ。 また、2度登場する4級山岳は登坂距離2.8kmと短いながら、平均勾配7.9%・最大勾配19%と、なかなかの破壊力。 特に2回目は、フィニッシュまで残り10kmを切っているから、…

【レース感想】ジロ・デ・イタリア2023 第7ステージ

雪のグランサッソ 今大会最初の山頂フィニッシュとなる第7ステージ、そのフィニッシュ地点となるのは標高2,135mの1級山岳、グランサッソ・ディタリア。 その登坂距離26.4km・平均勾配3.4%と言うプロフィールはパッと見だと凄さがよく分からないけれども、ラ…

【レース感想】ジロ・デ・イタリア2023 第6ステージ

手に汗握る、ギリギリの追いかけっこ 中盤に2級山岳と3級山岳が登場する、ナポリ発着のステージ。 終盤の平坦区間が長いから集団スプリントの可能性をまず考えつつも、山岳の設定が絶妙に逃げ切りもあり得そうな…。 前日までと打って変わって好天に恵まれた…

【レース感想】ジロ・デ・イタリア2023 第5ステージ

雨と落車 コース中盤までは多少起伏がありつつ、コース後半はかなりフラットに近くて集団スプリントが予想されるレイアウト。 連日の雨模様の下、逃げを仕掛けたのは山岳賞ジャージを着るティボー・ピノ(グルパマFDJ)を含む4人。 ピノは山岳ポイントを稼ぐ…

【レース感想】ジロ・デ・イタリア2023 第4ステージ

2人の勝者 第4ステージは、序盤・中盤・最終盤に1回ずつ2級山岳が登場する、今大会で初めての明確な「逃げ向き」ステージ。 レムコ・エヴェネプール(スーダル・クイックステップ)が総合リーダージャージを一旦手放したい意図を公言した事もあり、逃げ切り…

【レース感想】ジロ・デ・イタリア2023 第3ステージ

「登れるスプリンター」頂上決戦! 第3ステージは、終盤に3級山岳と4級山岳が連続で登場する、丘陵カテゴリーのレイアウト。 総合争いが起こるような厳しさは無く、そしてピュアスプリンターが生き残れるかと言うと…? そうなると、「登れるスプリンター」向…

【レース感想】ジロ・デ・イタリア2023 第2ステージ

イタリア期待の新星! 今大会最初のラインステージは、4級山岳が2つ登場するのみの平坦基調なレイアウト。 当然予想されるのは集団スプリント。 ステージ勝利、そしてマリア・チクラミーノを獲得するのはどのスプリンターになるか。 この日の逃げは、ポール…

【レース感想】ジロ・デ・イタリア2023 第1ステージ

開幕からえぐいって…! グランツールの初戦、ジロ・デ・イタリアが開幕! その初日は、終盤に若干の登りが登場する19.6kmの個人タイムトライアル。 早くも総合争いの火蓋が切られる…!! もうね、流れとかぶった切って、結論から書こう。 レムコ・エヴェネプ…

ジロ・デ・イタリア2023 注目選手紹介

厳しいレイアウトでの総合争い…!! グランツール(3大ステージレース)の開幕を飾る、美しくも険しいジロ・デ・イタリアの開幕が迫ってきました! 今回のジロは、その「尖った」レイアウトが結構注目を集めています。 まず、個人タイムトライアルステージ…

ジロ・デ・イタリア2022 予想の答え合わせ

今回の予想は難しかった… ジロ・デ・イタリア2022は、ジャイ・ヒンドレーによる劇的な逆転勝利で幕を閉じました。 総合上位勢の力が拮抗していて動きが無い…と思わせてからの大逆転劇、とても痺れましたね。 そんな予想を裏切るような展開だった訳ですが…果…

【レース感想】ジロ・デ・イタリア2022 第21ステージ

2年越しの栄冠 ジロ・デ・イタリア2022、最終第21ステージは17.4kmの個人タイムトライアル。 コーナーが連続するテクニカルなコースを抜け、中盤で距離4.1km・平均勾配5.4%の丘を超え、最後は円形闘技場にフィニッシュする、2019年の最終ステージとほぼ同じ…

【レース感想】ジロ・デ・イタリア2022 第20ステージ

今大会最強の男 今大会最後のラインレースとなる第20ステージは、1級山岳サン・ペレグリーノ峠(距離9.6km・平均勾配8%)とチーマコッピのポルドイ峠(距離11.9km・平均勾配6.8%)を越えて、1級山岳マルモラーダ(距離12.9km・平均勾配7.8%)へとフィニッ…

【レース感想】ジロ・デ・イタリア2022 第19ステージ

マリア・アッズーラの強さ 3級・3級・1級・2級と、4つのカテゴリー山岳が登場する山岳ステージ。 逃げ切りの可能性が充分にあり得るレイアウトで逃げを選択したのは12人、その中には山岳賞首位の座をより強固にしたいクーン・ボウマン(チーム・ユンボ・ヴィ…

【レース感想】ジロ・デ・イタリア2022 第18ステージ

「逃げ切る」とはこういう事 レース開始前、総合4位のジョアン・アルメイダ(UAEチームエミレーツ)が新型コロナウィルス陽性の為にリタイアという、ショッキングなニュースが飛び込んでくる。 最終日の個人タイムトライアルの事を考えると、総合表彰台の可…

【レース感想】ジロ・デ・イタリア2022 第17ステージ

バーレーン・ヴィクトリアスというチーム 終盤に1級山岳が2つ登場する、前日に続いての難関山岳ステージ。 山頂フィニッシュではないけれども、総合争いが起こるには十分な難易度だ。 この日の逃げも、様々な意図を持った選手が25人という、大所帯。 クーン…