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【選手紹介Vol.4】ジュリアン・アラフィリップ

ツール・ド・フランス2019を熱狂させた情熱の星

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選手名:ジュリアン・アラフィリップ(Julian Alaphilippe)

所属チーム:ドゥクーニンク・クイックステップ

国籍:フランス

生年月日:1992年6月11日

脚質:パンチャー・オールラウンダー

 

主な戦歴

ツール・ド・フランス

 山岳賞(2018)、総合敢闘賞(2019)、通算ステージ4勝(2018 × 2、2019 × 2)

・ミラノ~サンレモ

 優勝(2019)

フレッシュ・ワロンヌ

 優勝(2018、2019)

・ストラーデ・ビアンケ

 優勝(2018)

 クラシカ・サンセバスティアン

 優勝(2018)

 

どんな選手?

2019年シーズン、眩い輝きを放ったフランスの星。

 

2017年まではいい走りを見せつつも勝ちきれないレースが続いていたが、持ち味であるパンチャーらしい爆発力と勝負勘を武器に、2018年に年間12勝を挙げる活躍を見せて一気に覚醒。

2019年も、モニュメントの1つであるミラノ~サンレモを制するなど春先から勝利を重ね、好調の状態で迎えたツール・ド・フランス2019

積極的な走りでステージ2勝を上げるだけでなく、総合1位の証であるマイヨ・ジョーヌを14日間着用し続ける大活躍で、地元フランスを熱狂の渦に巻き込んだ。

最終的には総合5位に終わり34年ぶりのフランス人による総合優勝は果たせなかったが、その溢れんばかりの情熱を迸らせながら走る姿は大会中で最も輝いていた。

特に、第13ステージの個人タイムトライアルで、総合争いのライバルでありタイムトライアル巧者のゲラント・トーマスを破ってステージ勝利を飾ったシーンは、大会のハイライトシーンの1つと言えるだろう。

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ツール・ド・フランス2019、第13ステージゴール直後のアラフィリップ

 

ただ、ツール・ド・フランス2019も最終盤の山岳ステージで失速したように、本質的にはグランツール(3大ステージレース)の総合優勝争いには向かないパンチャー的な脚質の選手である。

本人もそれは理解しており、今シーズンのツールは狙わないと明言している。

それでも、観ている者の心を揺さぶるような魂の走りは今年も多くのファンの感動を呼ぶだろう。

アラフィリップが情熱を燃やし続けている限り、その輝きが失われることは無いはずだ。