激戦の予感…!
2023年のロードレースシーズンが終了しましたね。
個人的にはなんだか「長かった」ように感じた1年ですが、みなさんにとってはどうだったでしょうか?
なんにせよ、濃密なものだったと思いますが…。
前振りはこのぐらいにして、本題に移りましょう。
シーズンが終了したということで…そう、「年間MVP」の投票です!
誰をノミネートするのか、本当に迷いましたが…投票用の投稿がこちら!
【みんなで決めるMVP 2023年間MVP】
— kiwa (@kiwa2408) October 26, 2023
濃密だった2023年、年間を通してのMVPを投票で決めましょう!
投票期限は10/28の18:00まで!
ノミネート以外で投票したい選手がいたらリプして下さい!#jspocycle #GCNjapan
ノミネート選手の紹介はリンクから↓https://t.co/HgV705sxrA
投票お待ちしています!
ノミネート選手紹介
正直なところ、誰をノミネートするのか、今までで一番迷ったかもしれません…。
「なんなら、8人とかにしようか?」という案も浮かぶぐらいでしたが、さすがに煩わしくなりそうなので、考えに考えて、なんとか今まで通り4人を選出しました。
①ヨナス・ヴィンゲゴー(ユンボ・ヴィスマ)
主なリザルト
- ツール・ド・フランス 総合優勝、ステージ1勝
- ブエルタ・ア・エスパーニャ 総合2位、ステージ2勝
- クリテリウム・デュ・ドーフィネ 総合優勝、ステージ2勝
- イツリア・バスクカントリー 総合優勝、ステージ3勝
まずは、ツール2連覇を達成し、更にはブエルタでも総合2位に入ったヴィンゲゴーです。
1年を通じてワンデーレースへの出場は一切なしと、グランツールを筆頭としたステージレースに潔く「全振り」しましたが、この成績なら文句の付けようもありません。
相変わらず抜群の安定感と、勝負所のステージできっちりと力を発揮するその強さは、文字通り群を抜いていたと表現していいでしょう。
サプライズ的な動きが少ない事もあってか、どうしても「地味」な印象になりがちな選手ですが、その走りは昨年以上に圧倒的だったと思います。
②マチュー・ファンデルプール(アルペシン・ドゥクーニンク)
主なリザルト
- 世界選手権ロードレース 優勝
- ミラノ~サンレモ 優勝
- パリ~ルーベ 優勝
- ロンド・ファン・フラーンデレン 2位
世界選手権にモニュメント2つと、その怪物っぷりを遺憾なく発揮したファンデルプールも、もちろんノミネートです!
「好調時のファンデルプールを止められる選手はいないのでは?」と思わせるような、怪物による不可避の一撃は今シーズンもキレッキレでしたね。
ミラノ~サンレモでの「分かっていても防げないアタック」に始まり、パリ~ルーベでは全ての条件が整ってライバルを圧倒、そして世界選手権ではまたしても破壊的なアタック一発と、まあ今年も暴れ回ってくれました。
また、ツールでは自身の勝利こそ無かったですが、ヤスペル・フィリプセンを「破壊的なリードアウト」でポイント賞に導いたのも印象的でした。
③タデイ・ポガチャル(UAEチームエミレーツ)
主なリザルト
- ロンド・ファン・フラーンデレン 優勝
- イル・ロンバルディア 優勝
- 世界選手権ロードレース 3位
- アムステル・ゴールドレース 優勝
- ラ・フレーシュ・ワロンヌ 優勝
- ツール・ド・フランス 総合2位、ステージ2勝
- パリ~ニース 総合優勝、ステージ3勝
相変わらずステージレースでもワンデーレースでも勝利を量産したポガチャルも、当然ノミネートです。
まずワンデーレースでは、リエージュ~バストーニュ~リエージュでの落車リタイアは痛恨でしたが、イル・ロンバルディア3連覇だけでなく、なんと石畳系クラシックの最高峰であるロンド・ファン・フラーンデレン優勝と、驚きの結果を残しました。
ツールでは、残念ながら2年続けてヴィンゲゴーに敗れる格好にはなりましたが、それでもステージ2勝を挙げての総合優勝と、評価するには十分すぎる結果です。
そして、世界選手権でも3位で表彰台に登壇と、これまた素晴らしい走りを見せてくれました。
リエージュにツールと「獲れなかった」印象もありますが、改めて振り返ると今シーズンもとんでもない結果を残した1年だったと思います。
④ヤスペル・フィリプセン(アルペシン・ドゥクーニンク)
主なリザルト
- ツール・ド・フランス ポイント賞、ステージ4勝
- ティレーノ~アドレアティコ ステージ2勝
- レネウィ・ツアー ステージ1勝
- パリ~ルーベ 2位
- ブルッヘ・デ・パンネ 優勝
- シュヘルデ・プライス 優勝
最後の1枠は、ツールでの4勝を含む19勝を挙げて、年間最多勝に輝いたフィリプセンです!
まずは何より、ツールでライバルを圧倒してステージ4勝を挙げつつポイント賞を獲得したのが、一番大きな評価点でしょう。
純粋なスプリント速度、安定感、位置取りの巧さ、そしてツールを筆頭に年間を通して残した結果は、フィリプセンを「現役最強のスプリンター」と評するのに十分なものだと思います。
そして、パリ~ルーベではファンデルプールの優勝をアシストしながら自身も2位でフィニッシュと、スプリンターの枠に収まらない幅を見せてくれたのも印象的です。
惜しくもノミネート選外になった選手
間違いなく、今までで一番迷いました。
ユンボのプリモシュ・ログリッチとセップ・クス、可能ならこの2人も入れたかったのですが…。
ログリッチはジロ・デ・イタリア総合優勝にブエルタ総合3位と、別のシーズンならノミネートできた成績だと思うのですが、今回はツール総合優勝にブエルタ総合2位のヴィンゲゴーがいるため、どうしても見劣りしてしまいました。
そして、ジロではログリッチ、ツールではヴィンゲゴーを総合優勝に導きつつ、ブエルタでは自身が総合優勝を果たしたクスは、心情的には「入れたい」部分も大きかったですが…。
どうしても候補者の中では勝利数がダントツに少ないのと、「外せる」選手がいないため、泣く泣く選外に。
最後の最後まで、本当に迷いましたよ…。
リプでの投票もどんどん下さい
改めて、投票用の投稿を貼っておきます。
【みんなで決めるMVP 2023年間MVP】
— kiwa (@kiwa2408) October 26, 2023
濃密だった2023年、年間を通してのMVPを投票で決めましょう!
投票期限は10/28の18:00まで!
ノミネート以外で投票したい選手がいたらリプして下さい!#jspocycle #GCNjapan
ノミネート選手の紹介はリンクから↓https://t.co/HgV705sxrA
それぞれ評価するベクトルが異なった4人、そして選外の有力候補2人…。
結果がどうなるのか全然予想が出来なくて、とても楽しみですね。
いつも通り、ノミネートした4人以外に投票したい場合は、コメントかリプして頂ければ1票として扱いますので、是非気軽にどうぞ!
投票期限は10/28(土)の18:00ですので、お忘れの無いように!