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ジロ・デ・イタリア2024 予想の答え合わせ

「ポガチャル無双」のジロ、予想は…?

ジロ・デ・イタリア2024は、タデイ・ポガチャルが思う存分に暴れ回った3週間になりましたね。

総合2位とのタイム差9分56秒、そしてステージ6勝という結果は、ある程度「圧倒的な結果になるのでは」と予想されていたとはいえ、流石に多くの人が驚きをもって受け止めるものだったと思います。

 

そんなある意味「特異な」結果となったジロですが、自分は今回もいつものようにX(旧Twitter)で予想を行っていました。

果たして的中率はどんなものだったのか、振り返っていきましょう。

 

4賞予想

まずは、総合も含めた4賞の結果を見てみましょう。

自分の予想がこちら!

的中率は…

 

総合

本命:タデイ・ポガチャル → 総合優勝!

対抗:”いない” → ポガチャルと総合2位のタイム差が9分56秒

穴:ベン・オコーナー → 総合4位

大穴:ロマン・バルデ → 総合9位

 

ポイント賞:ジョナサン・ミラン → 的中!

山岳賞:タデイ・ポガチャル → 的中!

ヤングライダー賞:キアン・アイデブルックス → 第11ステージ前にリタイア…

 

まずは総合争い、「ポガチャルが本命、対抗できる選手はいない」という予想は、完全に正解でしたね!

対抗を”いない”とするのは少し勇気も要りましたが、思い切ってみて良かったです。

「穴」に総合4位に入ったオコーナーを選べたのも悪くはないですが、「大穴」のバルデは完全にイマイチでしたね。

あとは、総合2位のダニエル・マルティネスと総合3位のゲラント・トーマスに言及していないのは、非常に残念な部分です…。

少し、直近の成績を重視しすぎたかもしれません。

 

山岳賞のポガチャル的中はともかくとして、ミランの2年連続ポイント賞を的中させられたのは嬉しいですね!

ミランは正直なところ、ステージ3勝という「勝ち切る」格好になるかは疑っていましたが、登坂力や安定感などを総合的に評価して、選ぶことが出来て良かったです。

 

総じて、細部は残念な部分がありつつ、肝心なところは押さえることが出来た…と評価できるのではないのでしょうか。

まあ、半分ぐらいはポガチャルのおかげですね。

 

ステージ優勝予想

「ポガチャルと予想し続ければ6ステージ的中」というとんでもない状況ですが、あまり同じ選手を連続で予想するのは、結構難しいんですよね…。

果たして、どんな結果になっているでしょうか。

 

1週目

第1ステージ

フィニッシュ手前でポガチャルがアタック、しかし勝ったのはジョナタン・ナルバエス

自分の予想はこちら。

https://x.com/kiwa2408/status/1786687291207102774

(どうやら画像を挿入したポストは「埋め込み」が出来ないようなので、リンクを貼る感じで…)

無難に(?)ポガチャルを予想しましたが、惜しくも3位でした。

 

第2ステージ

早くも登場した1級山頂フィニッシュ、当然のようにポガチャルが勝利!

自分の予想がこちら。

よしよし、しっかりとポガチャルを選んで的中

この早い段階で「行く」のか少し不透明な部分もありましたが、ポガチャルはいつも通りでしたね。

 

第3ステージ

今大会最初の集団スプリントは、ティム・メルリールが勝利!

自分の予想がこちら。

メルリールを予想して的中!

さすが「開幕男」のメルリールでしたね~!

 

第4ステージ

2日連続での集団スプリント、制したのはミラン

自分の予想がこちら。

メルリールは5位に沈んでいました…。

まあ、このステージはメルリールとか関係なく、純粋にミランが強かったですね。

 

第5ステージ

集団スプリント…と思いきやまさかの逃げ切り、劇的な勝利を掴んだのはバンジャマン・トマ

自分の予想がこちら。

「95%スプリント」とか言っている…。

…いや、間違ってはいないですよね?

この日逃げ切ると予想していた人、どのくらいいます?

 

第6ステージ

未舗装路区間の登場するトリッキーなレイアウト、辛くも逃げ切ったのはペラヨ・サンチェス!

自分の予想がこちら。

クインテン・ヘルマンスは…集団3番手のステージ7位でした。

狙いは悪くなかったと言うか、今考えてもなかなかいいチョイスだったと、個人的には思います。

 

第7ステージ

登りフィニッシュの個人タイムトライアル、ポガチャルが登りでとんでもないパフォーマンスを見せて勝利!

自分の予想がこちら。

ここもポガチャルで的中!

ガンナのタイムも相当良かったですが、ポガチャルが凄すぎましたね~。

 

第8ステージ

1級山頂フィニッシュ、またしても逃げ切りを許さずにポガチャルが勝利!

自分の予想がこちら。

またまたポガチャルで的中!

この時点で「迷ったらポガチャル」みたいな感覚でしたね、正直。

 

第9ステージ

目まぐるしい展開の末に、スプリントを制したのはオラフ・コーイ

自分の予想がこちら。

ミランは惜しくも届かずステージ2位…。

いやしかし、本当にもの凄いレース展開でしたよね。

 

1週目の9ステージを終えて…なんと4ステージ的中!

そのうち3つがポガチャルなので、完全にポガチャルのおかげですね。

 

2週目

第10ステージ

1級山頂フィニッシュ、逃げ切りで制したのはヴァランタン・パレパント

自分の予想がこちら。

フアン・ロペスは逃げに乗りましたが…残念ながら勝利には届きませんでしたね。

まあ、逃げた選手をしっかり選べたので、そこは満足しています。

 

第11ステージ

集団スプリントを制したのは、今大会2勝目となるミラン

自分の予想がこちら。

よしっ、ミランで的中!

ミラン、昨年はステージ1勝のみだったので少し迷いましたが、好調さを信じて良かったです。

 

第12ステージ

アップダウンが絶え間なく続く丘陵ステージ、アラフィリップが鮮やかな逃げ切り勝利…!

自分の予想は…。

うお~!

アラフィリップ!!

この日の勝ち方は、予想的中とかどうでもよくなるぐらい、本当に痺れましたねぇ~!

 

第13ステージ

起伏の無い完全な平坦ステージ、ミランハットトリック達成!

自分の予想がこちら。

メルリールは…15位!?

全く勝負に絡めませんでしたね…。

 

第14ステージ

平坦基調の個人タイムトライアル、本領発揮のフィリッポ・ガンナが見事に勝利!

自分の予想がこちら。

しっかりガンナを選んで的中!

まあ、流石にここまで平坦ならポガチャルよりはガンナ…で正解でしたが、ポガチャルは29秒遅れのステージ2位でした。

本当に恐ろしいですよ…。

 

第15ステージ

1級山頂フィニッシュ、ポガチャルがとんでもない走りを見せつけて今大会4勝目!!

自分の予想がこちら。

アッティラ・ヴァルテルは逃げに乗って、途中まではかなり良い走りを見せていましたが、ちょっとポガチャルがペースを上げすぎですよね…。

一応、逃げた選手の中では5番目のフィニッシュだったので、悪い予想ではなかっと思います。

 

2週目は…6ステージのうち3つ的中!

アラフィリップの逃げ切りを的中させただけでなく、外れたとしても「誰が逃げるか」の判断がかなり良い感じな気がします!

 

3週目

1級・2級と連続登坂でのフィニッシュ、ここもポガチャルが容赦なく勝利!

自分の予想がこちら。

「メイン集団はやる気を出さなそう」、完全に読み違えてしまいましたね…。

ダヴィデ・ピガンゾーリはステージ18位と、結構頑張っていました。

 

第17ステージ

1級山頂フィニッシュ、積極的な走りで逃げっ切ったのはオルグ・シュタインハウザー

自分の予想がこちら。

ナイロ・キンタナは逃げに乗りましたが、メイン集団から逃げ切ることができたのはシュタインハウザーだけでした。

やはり、逃げ切り勝利予想を的中させるのは、なかなか難しいですね…。

 

第18ステージ

久々の集団スプリントを制したのは、メルリール

自分の予想がこちら。

カーデン・グローブスはかなり良い形でのスプリントでしたが…惜しくも3位でした。

今大会のグローブスは、ミランとメルリールに対して「力負け」だった印象がありますね。

 

第19ステージ

今大会随一の逃げ切り向けレイアウトは、逃げからダウンヒルアタックを決めたアンドレア・ヴェンドラーメが勝利!

自分の予想がこちら。

ピガンゾーリは…逃げませんでした。

個人的に、このピガンゾーリは今大会の「新たな発見」で、今後も注目していきたい選手ですね。

 

第20ステージ

今大会はこの選手のもの…、またしてもポガチャルが圧倒的な力の差を見せつけての勝利!

自分の予想がこちら。

(またしてもポストに画像を挿入していて「埋め込み」ができないので、リンクを貼っておきます)

https://x.com/kiwa2408/status/1794293392006107246

ダウンヒルも強い点を評価してのキンタナでしたが…もはやそんなことは何も影響しない展開でしたね。

ポガチャル、凄すぎます。

 

第21ステージ

ローマでの集団スプリント、メルリールハットトリックを達成!

自分の予想がこちら。

ミランは、残り9km辺りで痛恨のメカトラ…。

そこからステージ2位まで持って行ったのは驚きましたが、そもそもメルリールがかなり良いスプリントをしていましたね。

 

3週目は…残念ながら正解が0でした。

逃げ切るかどうかの選択、そしてミランとメルリールの「スプリンター2強の2択」を、ことごとく外してしまったので…反省です。

 

トータルでは…21ステージのうち7つ的中!

これまでの最高記録は、2020年のジロと2022年のツール・ド・フランスでの6つ的中だったので、記録更新となりました!

ポガチャルでの正解数は6勝のうち3つと、そこでもう少し稼げた気もしますが…逆に言えばその他の選手でしっかり4ステージ的中させているのは、かなり嬉しいですね!

正解のパターンも、総合勢の山岳ステージ、集団スプリント、逃げ切り、個人タイムトライアルと、ほぼ全パターンを網羅できました!

更に言えば、正解できなかったステージでも、誰が逃げに乗るかの予想がかなり精度が高かったので、数字だけでなく内容が伴っていたと言っていいでしょう!

 

まあ「半分ぐらい」はポガチャルのおかげ?

改めて総括すると、4賞予想はポガチャルを軸にまずまず、ステージ予想は過去最高の出来と、これまでのグランツールで一番と言っていい予想だったと思います。

ポガチャルが前評判通り圧倒的な走りを見せてくれたことで、正直なところ予想がやりやすかった面は大きいかもしれません。

一応、ステージ勝利に関してはそのポガチャルの予想に依存していた訳では無いので、「ポガチャル様々」とまでは言いませんが、全体的にはポガチャルのおかげでこの格好になったのは…まあ間違いないですね。

まあ、それをしっかり当てるのも実力ということで…ここは素直に喜んでおきます!

 

さあ、ジロが終わって…次はツールですね!

これまでツールの予想は、ジロと比べると当たっていない傾向があるので、今回の良い流れをそのまま継続させたいところです。

とにかく…楽しみながら予想をやっていきますよ~!

 

それでは、また!