初心者ロードレース観戦日和

初心者でもいいじゃない!ロードレース観戦を楽しもう!

2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ツール・ド・フランス2024 予想の答え合わせ

遅くてごめんね ツール閉幕から1週間以上経ってしまい、パリオリンピックが盛り上がっているような状況ですが…、ツール予想の振り返りをやっていきたいと思います。 一応言っておきますと…忘れていた訳では無く、少し忙しかったので、こんなタイミングになっ…

【レース感想】ツール・ド・フランス2024 第21ステージ

最後の最後まで…! 第21ステージは、モナコを出発してニースにフィニッシュする、登り要素の強い33.7kmの個人タイムトライアル。 最終日がスプリントではないのは35年振り、そしてパリがフィニッシュ地点でないのは、なんとツール史上初。 異例づくしの最終…

【レース感想】ツール・ド・フランス2024 第20ステージ

戴冠式前日、王者の証明 第20ステージは、2級・1級・1級・1級と山岳を登る、これまた難易度の高い山岳ステージ。 翌日の最終ステージは個人タイムトライアルなので、ラインレースはこの日が最後だ。 まずはスタート直後の2級山岳、逃げ切りを目指す先頭集団…

【レース感想】ツール・ド・フランス2024 第19ステージ

王者の攻撃 第19ステージは、ヴァルス峠(登坂距離18.8km・平均勾配5.7%)にボネット峠(登坂距離22.9km・平均勾配6.9%)と2つの超級山岳を越えて、1級山岳イゾラ2000(登坂距離16.1km・平均勾配7.1%)へとフィニッシュする、今大会の最難関ステージ。 総合…

【レース感想】ツール・ド・フランス2024 第18ステージ

「元・世界最速の男」 第18ステージは、5つの3級山岳が登場する、今大会随一の逃げ切り向けステージ。 そして、翌日以降は総合争いの舞台になりそうなので、この日が最後の逃げ切りのチャンスか。 アタック合戦の末に出来上がった逃げ集団は、やはり36人とか…

【レース感想】ツール・ド・フランス2024 第17ステージ

「勝負所」への嗅覚 第17ステージは、スタートから約120kmは緩い登り基調、そして終盤には2級・1級・3級と3つのカテゴリー山岳が登場する、なんとも難易度が分かりにくいレイアウト。 ガチガチの総合争いが発生するには少し緩いように感じるので、クライマー…

【レース感想】ツール・ド・フランス2024 第16ステージ

やっぱり強いなぁ…! 休息日明けの第16ステージは、コース中盤の起伏以外は平坦な、スプリンター向けなレイアウト。 今大会は最終日がシャンゼリゼでのスプリントではないので、この日が最後のスプリントステージに。 今大会これまでのスプリントステージと…

【レース感想】ツール・ド・フランス2024 第15ステージ

決戦の地プラトー・ド・ベイユ 第15ステージは、4つの1級山岳を越えて、最後は超級山岳プラトー・ド・ベイユにフィニッシュする、今大会屈指の難関ステージ。 フィニッシュにそびえるプラトー・ド・ベイユは、登坂距離15.8km・平均勾配7.9%と、超級に相応し…

【レース感想】ツール・ド・フランス2024 第14ステージ

いつどんな時も、自分のスタイルで 第14ステージは、ピレネー山脈2連戦の初戦となる、難関山岳ステージ。 コース中盤で超級山岳トゥールマレー(登坂距離19km・平均勾配7.4%)を越えて、2級山岳を経てから超級山岳プラ・ダデ(登坂距離10.6km・平均勾配7.9%…

【レース感想】ツール・ド・フランス2024 第13ステージ

これまた強い勝ち方…!! 第13ステージは、終盤に2つの4級山岳を中心とした連続の起伏が登場するけれども、そこまで難易度は高くないように見えるレイアウト。 個人的な感覚としては、集団スプリント6割、逃げ切り2割、終盤の飛び出し2割…ぐらいかな。 この…

【レース感想】ツール・ド・フランス2024 第12ステージ

完全に本物 第12ステージは、細かい起伏がそれなりに登場するけれども、集団スプリントになる可能性が高そうなレイアウト。 スプリントチームがもっと疲弊している3週目だったら、逃げ切りも十分あり得る…ぐらいの難易度な気がする。 この日逃げを選択したの…

【レース感想】ツール・ド・フランス2024 第11ステージ

復活、そして反撃の狼煙 第11ステージは、終盤50kmに2級・1級・2級・3級と4つのカテゴリー山岳が詰め込まれた、中央山塊を舞台とする山岳ステージ。 山頂フィニッシュではないけれども、獲得標高は4,000mを超え、1級山岳ピュイ・マリー(登坂距離5.4km・平均…

【レース感想】ツール・ド・フランス2024 第10ステージ

本領発揮 2週目の幕開けとなる第10ステージは、カテゴリー山岳が一つも無い、ど平坦なレイアウト。 一応、「横風分断のリスクあり」という情報もあるけれども…まあ十中八九スプリント決着でしょう~。 スタートしてから、選手たちは驚くほどのスローペースで…

【レース感想】ツール・ド・フランス2024 第9ステージ

ワールドチーム所属経験なしの30歳 1週目の締めくくりとなる第9ステージは、4つの4級山岳と14もの未舗装路区間が登場する、まるで「ストラーデ・ビアンケ」の難易度を少し落としたようなレイアウト。 逃げ切りや中盤以降の抜け出しだけでなく、僅かながら集…

【レース感想】ツール・ド・フランス2024 第8ステージ

マイヨ・ヴェールに向かって! 第8ステージは、長い登坂はないけれども細かい起伏が絶え間なく続く、なんとも難易度を読みにくいレイアウト。 一応、集団スプリントの可能性が高そうだけれども、ラスト1kmが若干の登り勾配ということもあり、重量級のスプリ…

【レース感想】ツール・ド・フランス2024 第7ステージ

掛け値なし、別格の「ビッグ4」 第7ステージは、少し登りの要素もある25.3kmという、中距離の個人タイムトライアル。 注目は、総合争いの「ビッグ4」。 タデイ・ポガチャル(UAEチームエミレーツ)、ヨナス・ヴィンゲゴー(チーム・ヴィスマ・リースアバイク…

【レース感想】ツール・ド・フランス2024 第6ステージ

オランダチャンピオンのトップスピード 第6ステージは、スタート直後に4級山岳が登場する以外は起伏がほぼ登場しない、前日に続いて集団スプリントになるのが確実なレイアウト。 逃げるメリットが少なすぎて、逃げが無いまま集団が一塊で進む時間が長い中、…

【レース感想】ツール・ド・フランス2024 第5ステージ

「マン島の超特急」の終着駅 イギリスはマン島出身のスプリンター、マーク・カヴェンディッシュ。 アスタナ・カザクスタンチームに所属する39歳の大ベテランは、本来は昨年末を予定していた引退を、1年延長して今回のツールに挑んでいた。 目標は当然、歴代…

【レース感想】ツール・ド・フランス2024 第4ステージ

まずは…ガリビエ峠 第4ステージは、標高2,642mを誇る超級山岳ガリビエ峠を越える、今大会最初の難関山岳ステージ。 ガリビエ峠は登坂距離23km・平均勾配5.1%というレイアウト以上に、空気が薄くなる標高と、山頂に近づくほど厳しくなる勾配が、間違いなく総…

【レース感想】ツール・ド・フランス2024 第3ステージ

エリトリアの星 第3ステージは、今大会最長の230.8kmを駆け抜ける平坦ステージ。 豪華メンバーが揃ったスプリンター陣、真っ先に勝利を手に入れるのは誰になるか。 厳しすぎる設定だった第1・第2ステージの影響か、スタートから逃げが生まれない展開に。 150…

【レース感想】ツール・ド・フランス2024 第2ステージ

美しきサンルーカの激坂 第2ステージは、ジロ・デッレミリアに登場することで有名なサンルーカの激坂(登坂距離1.9km・平均勾配10.4%・最大勾配20%)が、終盤に2度登場するレイアウト。 これは…早くも総合勢にタイム差が付く可能性があるかも? スタート直後…