カッコいい写真が多すぎ!
先日、マチュー・ファンデルプールの選手紹介記事をアップしました。
その衝撃的で圧倒的な走りをどれだけ文章に落とし込めるか、初心者の方が読んで魅力が伝わるようにするにはどうすればいいのか、結構頭を悩ませながら書き上げたのは、なかなか大変でしたが楽しかったです。
そして、文章と同じく頭を悩ませたのが、写真のチョイス。
カッコいい写真が多すぎるんですよ!!
選手紹介記事は、基本的には冒頭と最後の計2枚、あとは適宜1~2枚差し込む感じでやっています。
基本方針として、「選手が最も輝くのはレースシーン」という思いを込めて冒頭の写真はフィニッシュシーン、「その選手の表情が良く伝わる写真も見せたい」と考えて最後の写真は表彰台での写真(もしくはレース外の写真)を選んでいるのですが、ファンデルプールは魅力的な写真が多すぎて、今回はその2枚を決めるのにかなり難儀しましたよ…。
で、迷いつつも泣く泣く採用を見送った写真をこのまま使わないのは勿体ないと思ったので、こうやって改めて記事にしてみました。
題して、「絵になる男ファンデルプール」!!
まあ要するに、ファンデルプールのカッコいい写真を列挙しつつ、ちょこちょこコメントを加えているだけです。
軽いノリで書いている記事なので、みなさんも気軽な感じで楽しんで頂ければと思います。
【おさらい】記事で使った写真
実際に選手紹介記事で使ったのは以下の3枚になります。
①ストラーデ・ビアンケ2021、サンタカテリーナ通り激走
記事冒頭にガッツポーズ以外のシーンを選ぶのは自分の「定型」から外れているので、選ぶのには結構勇気が必要でしたが…。
あまりにもこの写真が美しかった事、そしてある意味ではガッツポーズ以上にファンデルプールの魅力が伝わるかもと思ったので、思い切ってチョイスしました。
②ツール・ド・フランス2021 第2ステージ、天に贈るマイヨジョーヌ
実はこの写真、当初の予定では記事の冒頭に使うつもりでした。
ただ、記事を書いている最中に「このシーンは文章の途中で写真があった方がいいな」と思い、本文中に差し込んだと言う流れです。
ただその結果、冒頭の写真のチョイスを迷う事になるのですが…。
③ジロ・デ・イタリア2022、チームプレゼンテーションでのサムズアップ
本編記事の締めを飾るこの写真、最後の最後まで本当に迷いました。
まず、ファンデルプールの魅力を伝えると言う意味では「フィニッシュ後に倒れ込んでいる写真」の方がいいかもという案もあったのですが、流石に奇をてらいすぎていると感じて、それらは候補から外しました。
そして、「じゃあいつも通り表彰台の写真から…」となるのですが、ファンデルプールの勝利がステージレースではなくワンデーレースに偏っているので、表彰台に単独で写っている写真が意外と少ないんですよね。
その中から更に「いい表情の写真を」となると、正直な言ってなかなか難航していたところで、このジロ開幕直前の写真を発見しました。
レース後の表彰台では無いので見落としていましたが、適度にリラックスしたいい表情だと思います。
ガッツポーズはパワフルに!!
さて、ここからが「本編」です。
まずはガッツポーズから!
①ツール・ド・スイス2021 第2ステージ
見て下さい、この力強さ!
このド迫力の写真は、最後の最後まで候補に残っていました。
②ロンド・ファン・フラーンデレン2022
記憶に新しい2022年のロンド・ファン・フラーンデレンは秀作揃いです。
この1枚目も最後まで候補に残していた写真ですし、残りの2枚も他の選手が写り込んでいなかったら記事冒頭の写真としてかなりいい感じだと思います。
③アムステル・ゴールドレース2019
全世界に衝撃を与えた劇的な勝利に、ファンデルプール自身も「信じられない…!」と言った様子で頭を抱えながらのフィニッシュ!
このシーンは写真よりも動画の方が良いと思ったので、記事本編ではハイライト映像を張り付けています。
③コッピ・エ・バルタリ2022 第4ステージ
見て下さい、この力強さ!(本日2回目)
両腕を広げながら咆哮する姿、本当に絵になります。
④ティレーノ~アドレアティコ2021 第3ステージ
見て下さい、この力強さ!(本日3回目)
腕組みポーズからの、拳振り上げガッツポーズ!
いやいや、カッコ良すぎでは?
⑤ストラーデ・ビアンケ2021
見て下さい、この力強さ!(本日4回目)
これぞ渾身の拳突き上げガッツポーズですね!
⑥ツアー・オブ・ブリテン2019 第7ステージ
見て下さい、この力強さ!(本日5回目)
これでもかと全力で腕を振りかざすその姿、カッコ良すぎやしませんか!
⑦シクロクロス世界選手権2020
シクロクロス世界選手権で独走勝利を飾っての、この優雅な所作…!!
ファンデルプールと言えばこの写真を思い浮かべる方も多いかもしれませんね。
このブログはあくまでロードレースに関して取り上げるブログなので、この写真をチョイスする可能性はありませんでしたが…、何度見ても美しいシーンです。
倒れ込む姿すら美しい
続いては、時折見せる「全力を出し尽くして倒れ込むシーン」の写真です。
ある意味ではファンデルプールを象徴するシーンかもしれませんね。
①ティレーノ~アドレアティコ2021 第5ステージ
苦悶の表情で項垂れるようにしてフィニッシュ、そして倒れ込んで立ち上がれない…。
とても勝者のようには見えない写真ですが、全てを出し尽くした男の姿、もはや美しさすら感じます。
②パリ~ルーベ2021
雨中の死闘となった「北の地獄」、最後のスプリントで敗れたファンデルプールは倒れ込み、まるで死んでしまったかのように微動だにしませんでした。
勝者のソンニ・コルブレッリが歓喜で泣き叫びながらのたうち回っていたのと、あまりにも対照的で…。
③ジロ・デ・イタリア2022 第1ステージ
落車したかのような倒れ込み方、そしてチームメイトとのハイタッチもままならない程の疲弊…、からの歓喜の表情。
このギャップが素晴らしいですね。
3枚目の写真は、記事本編の最後に使う写真の候補でした。
レース外の表情
表彰台やレースの前後など、レース外の「オフ」の瞬間の写真は、その選手の表情がよく分かります。
レースとはまた違った魅力を伝えてくれるこれらの写真でも、ファンデルプールは素晴らしいです。
①ツール・ド・フランス2022 第6ステージ出走前プレゼンテーション
レース前の緊張感が伝わってくる、純粋にカッコイイ写真です。
そもそも、ファンデルプールって俳優系のイケメンですよね。
②ツール・ド・フランス2021 第3ステージスタート直前
先ほどの写真とは逆に、スタート直前ながらおどけた仕草で、リラックスが感じられる1枚。
マイヨジョーヌも相まって、「強者の余裕」感がものすごいですね。
③ジロ・デ・イタリア2022 第1ステージ表彰台
前述の倒れ込んでの勝利から、この穏やかな笑顔です。
このギャップが堪らないですね。
番外編
他にもいくつか「気になった」写真があるので、軽く紹介してみます。
①柔軟性とバランス感覚
ツール・ド・スイス2021、第5ステージでの一コマ。
レース中にストレッチをする選手は割とよく見かけますが、この捻り具合は結構レアな気がします。
そしてこの捻り方、素人が真似したら落車しそうですね…。
②芸術点は高し
一応、マイヨジョーヌとアルペシンのロゴの組み合わせでファンデルプールと認識できますが、もはやファンデルプールかどうかはあまり関係無く、その芸術性で特大のインパクトを放つ一枚です。
改めて、「マイヨジョーヌって目立つんだな」という至極当たり前の感想を抱いてしまいました。
③カッコ良すぎ!
ロードレースではなく、シクロクロスでの一コマ。
自分が何かを語る必要もないでしょう。
ただただカッコいいです。
これがスター性か…
ただただファンデルプールの写真を並べるだけの内容でしたが、如何だったでしょうか?
いや~しかし、本当にカッコいい写真が多いですね。
「絵になる」や「様になる」と言いますが、ファンデルプールはまさしくその通りとしか言いようがないですね。
この特大の「スター性」、現役選手ではジュリアン・アラフィリップ(スーダル・クイックステップ)かペテル・サガン(トタルエナジーズ)ぐらいしか対抗馬がいない気がします。
タデイ・ポガチャル(UAEチームエミレーツ)もスーパースターですが、彼は少し方向性が違うと言うのが個人的な意見です。
毎回こんな内容の記事では色々とまずいですが、たまにはこういった緩い内容も書いていて楽しかったですね。
とても個人的な話ですが、引っ越しの準備等で忙しくて、しっかりした記事を書くだけの時間と気持ちの余裕がない中、いい息抜きになりました。
シーズンは長いですし、みなさんも時折息抜きなんかをしつつ、ガチガチばかりでなく時には緩く、ロードレースを楽しんでいきましょう!
それでは、また!