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【FuerzaEgan】エガン・ベルナルの回復を願って

ロードレースにケガは付き物だけれども…

1月25日の早朝6:00頃、いつも通り少し早めに到着した会社の駐車場で、スマホからTwitterを開いた。

TLに流れている情報があまりにも予想外すぎて、頭の中が一瞬真っ白になる。

エガン・ベルナルがトレーニング中に停車しているバスと衝突し、大腿骨と膝蓋骨を骨折…?

フリーズしていた脳がその情報を処理した瞬間、眠気なんか一気に吹き飛び、自分の心拍数が上がっている事を自覚する。

慌ててTwitterで情報を集めようとするも、僅か10分ほどの隙間時間では前述の骨折の他に、胸部などに外傷がある以上の詳細は分からなかった。

 

仕事をしながら、ベルナルの事が頭から離れない。

「大腿骨は、折れ方次第だけど意外と早く治る可能性はある」

「膝蓋骨も折れ方によるけれども、こっちの方が厄介だな…」

「すべてが上手くいってツール前にケガが完治したとしても、さすがにベストコンディションでは臨めないだろうから、焦らずゆっくり治してくれ」

こんな事を考えながら、午前中の業務をこなしていた。

 

昼休みに入り、自分の想定が甘かったと思い知らされる。

「緊急搬送時に意識はあり、容体は安定している」という、単純な骨折のみならまず出てこない表現を目の当たりにして、事の重大さを理解した。

骨折のみで済むような軽い衝突ではなく、相当な衝撃での衝突だったのだ。

そして、TwitterのTLに大量に表示される「ベルナルの早期回復を祈るTweet」も、決して軽い事故ではなかった事を物語っていた。

当然ながら緊急手術が行われていたけれども、この時点ではその後の詳細はまだ入手できなかったので、かなりネガティブな気持ちを抱えたまま午後の仕事を行う事になった。

果たして、どの程度のケガで、どのような手術を行っているのか?

頭に思い浮かぶのは、2019年のクリス・フルームの事例だ。

ベルナルは元のコンディションへの回復が見込めるのか、それとも…。

この午後の数時間は、本当に辛い時間帯だった。

 

終業後、即座にTwitterを開き、そして発見した以下のTweet

胸椎の骨折の整復が行われ、神経伝達が無事な事を確認。

そして、ICUで外傷の処置と経過観察。

要するに、現時点で運動機能に障害などは残らない見込みという事だ。

もちろん、楽観はできない。

大腿骨と膝蓋骨の状況も分からないし、リハビリをしないと見えてこない部分もあるだろう。

それでも、とりあえず絶望的な状況ではない。

その事を、今は純粋に喜びたい。

 

今回思い知らされたのは、自分にとってベルナルがどれだけ大切な存在かという事だった。

2019年のフルーム、そして2020年のファビオ・ヤコブセンやレムコ・エヴェネプールの事故の際も、当然かなりのショックを受けたけれども、ここまで辛くはならなかった。

今までもブログに「自分が如何にベルナルの事が好きか」みたいな記事を書いてたりしたけれども、こういう事態になって改めて思い知らされた。

自分は本当にベルナルの事が好きだ。

山岳を軽やかに駆け上がる姿。

まだ少しあどけなさを残した笑顔でレースを楽しむ姿。

落ち着きと知性を感じさせる立ち振る舞い。

目標を見定める力強い眼差し。

本当に、ベルナルの事が大好きだ。

 

だから当たり前だけれども、またベルナルが元気に走る姿を見たい。

もちろん理想としては、ツールで再び頂点を掴む瞬間を見たい。

でも、今は多くを望まない。

まずは、ゆっくりと。

焦らずにコンディションを戻して、レースに戻ってきてくれればいい。

まずは、それだけでいい。

コンディションさえ戻れば、結果は自ずと付いて来るはずだと、自分はベルナルを信じている。

 

復活を目指して、頑張れベルナル。

いつまでも、君の事を待っているよ。

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