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ブエルタ・ア・エスパーニャ2020 素人予想の答え合わせ

激熱な総合争いだったブエルタ・ア・エスパーニャ

プリモシュ・ログリッチが苦しみながらも連覇を達成して幕を閉じたブエルタ・ア・エスパーニャ2020。

リチャル・カラパスとの総合優勝争いは最後まで行方が分からず、見ていて本当に面白かったですね。

 

今シーズン最後のレースに相応しい熱い展開だったブエルタですが、こちらももちろんツール・ド・フランスジロ・デ・イタリアと同様に事前の予想を行っていました。

という事で、今回も4賞の予想と各ステージの優勝予想を振り返っていきたいと思います。

 

※ツールの振り返りはこちら

www.kiwaroadrace.com

 

※ジロの振り返りはこちら

www.kiwaroadrace.com

 

4賞予想

まずは4賞の予想を振り返ってみましょう。

事前の予想Tweetがこちら。

なんだか投げやりな予想というか、トム・デュムランとかは大分ノリで選出した気もしますが、とりあえず的中具合を確認しましょう…

 

総合優勝:プリモシュ・ログリッチ → 総合優勝!

総合2位:トム・デュムラン → 第7ステージ終了後リタイア

総合3位:アレクサンドル・ウラソフ → 総合11位

ポイント賞:プリモシュ・ログリッチ → 1位!

山岳賞:ティム・ウェレンス → 2位

ヤングライダー賞:アレクサンドル・ウラソフ → 3位

 

大本命ログリッチの総合優勝とポイント賞獲得は的中!

総合争いの圧倒的本命であり、更にはステージを勝つ力(登りスプリント)があるログリッチは、ブエルタのポイント賞との相性は抜群すぎますね。

 

山岳賞予想のウェレンスも序盤はトップに立っていたので、最終的に1位のギヨーム・マルタンとは大差でしたが、まあまあ惜しい予想だったかもしれません。

 

デュムランは完全に本調子ではなく、疲労を考慮して途中リタイアしてしまいました。

正直なところ、本当に2位になると思って挙げたわけでは無いですが、総合争いに刺激を与えてくれる存在として期待していたので、少し残念です。

 

ジロを胃腸のトラブルの為に第2ステージでリタイアしていたウラソフは、序盤は明らかに不調でタイムを失ってしまい、終盤調子を上げるも時すでに遅し…って感じでしたね。

こちらは割と本気で期待していただけに、ジロのリタイアからコンディションが上がり切っていなかったのはかなり残念でした。

 

ステージ優勝予想

ここからはステージ優勝予想を振り返っていきます。

3ステージ短縮になったとはいえ、全18ステージはなかなかの長丁場です。

サクッと振り返っていきましょう。

 

1週目

・第1ステージ

1級山岳を超えての下りフィニッシュを制したのは、ダウンヒル巧者のグリッチ

自分の予想はこちら!

大本命ログリッチを予想して的中!

ユンボの最強アシストであるセップ・クスの働きが見事でしたね。

これでジロに続いて第1ステージ正解と、幸先のいいスタート!

 

・第2ステージ

モビスターが地元でチーム力を発揮してマルク・ソレルが独走勝利したこのステージ、自分の予想はこちら!

(間違えて12ステージとTweetしていますが気にしないでください…)

長い下りを経てのフィニッシュだったので雑にログリッチと予想しましたが、モビスターとソレルが見事でしたね。

 

・第3ステージ

1級山岳フィニッシュを制したのは、見事なアタック力を披露したダニエル・マーティン

自分の予想はこちら!

チャベスは勝負所でのメカトラで遅れてしまいました…。

 

・第4ステージ

今大会初の平坦ステージは、ツールでもポイント賞を獲得したサム・ベネットが圧倒的な力を披露。

自分の予想はこちら!

しっかりとベネットを予想して正解!

ツールでもベネットを予想しまくって2問正解でしたが、やはり彼の地力とチーム力が合わさると相当強いですね。

 

・第5ステージ

ウェレンスが逃げ屋の本領を発揮して勝利したこのステージ、自分の予想はこちら!

山岳賞への期待も込めての予想でしたが、見事的中!

これでウェレンスは山岳賞首位に立ち、更には同日開催のジロの予想も的中するという、本当に奇跡のような日でした。

 

・第6ステージ

冷たい雨の中、見事な兄弟コンビネーションを披露したヨン・イサギレが勝利。

自分の予想はこちら!

この日は総合争いの日では無かったですね…と思ったら、ログリッチがトラブルでタイムを失い、カラパスはリーダージャージを獲得していました。

 

これで1週目の6ステージが終了し、半分の3つ正解!

本命だったログリッチやベネットよりも、逃げのウェレンスを当てたのは嬉しいですね。

 

2週目

・第7ステージ

豪華なメンバーでの逃げ集団、その中からマイケル・ウッズが抜け出して勝利。

自分の予想はこちら!

ピーターズも逃げに乗りましたが、一歩及ばずに4位でした。

惜しかっただけに少し悔しいですね…。

 

・第8ステージ

グリッチVSカラパスの熱い殴り合い、勝利したのはグリッチ

自分の予想はこちら!

…カラパスは敗れましたが、熱い勝負を観られたので満足です(負け惜しみ)。

 

・第9ステージ

ベネットが先着するも斜行で降格処分、繰り上げで勝利したのはパスカル・アッカーマン

自分の予想はこちら!

結果的に、予想通りアッカーマンがステージ勝利とはなりましたが、これは正解してもあまり嬉しくないですね…。

まぁ、正解は正解ですが…。

 

・第10ステージ

ブエルタお得意の「平坦詐欺」ステージ、公式プロフィールと明らかに違う登りフィニッシュを制したのはグリッチ

自分の予想はこちら!

登りっぱなしでフィニッシュなんて聞いていないですよ…。

事前にログリッチが勝つと予想していた人、まずいないんじゃないですか?

 

・第11ステージ

厳しい山岳ステージを制したのは、逃げに乗ったダヴィド・ゴデュ

自分の予想はこちら!

この日は総合争いの日ではなかったですね。

 

・第12ステージ

魔の山アングリル、激坂で飛び出して勝利したのはヒュー・カーシー

自分の予想はこちら!

カラパスは仕掛けが早すぎたのか少し失速して4位でした。

ただ、ログリッチよりカラパスがいいという見込みは合っていましたね。

 

2週目は6ステージ中1つ正解。

ただ、ベネットの降格によるものだったので少し不完全燃焼気味ですが…。

 

3週目

・第13ステージ

とんでもない激坂が登場する個人TTステージ、勝ったのは本命のグリッチ

自分の予想はこちら!

これは最早予想ではなく、ありえないと分かりつつも思いついてしまったから吐き出したくなった願望的な物ですね…。

フルームは激坂でバイク交換もせず、体力温存のために流して走っていました。

 

・第14ステージ

超強力なメンバーでの逃げ集団、テクニカルな登りを制したのはウェレンス

自分の予想は…

 

…あれ、Tweetしていない?

 

…。

ジロでも1回忘れていましたが、またやらかしてしまうとは…。

猛省です。

 

・第15ステージ

獲得標高4000m越えの厳しいレイアウトながら集団スプリントとなったこのステージ、勝ったのはジャスパー・フィリプセン

自分の予想はこちら!

まず、慌てていたのか日本語が大分怪しいです。

そして、集団スプリントになる可能性を微塵も考慮していない予想ですねぇ…。

 

・第16ステージ

山岳を超えての小集団スプリントを制したのは、登れるスプリンター(このカテゴライズは微妙ですかね?)のマグナス・コルトニールセン

自分の予想はこちら!

逃げは完全に吸収されてしまいましたね。

そして、バジョーリはメイン集団から遅れていました…。

 

・第17ステージ

今大会最後の山岳ステージ、ゴデュが自慢の登坂力で逃げ切って勝利。

自分の予想はこちら!

「フルームの牽引」という妄想は脇に置いておくとして、カラパスがログリッチよりもいい、そしてログリッチが遅れながらも総合キープという読みは当たっていたので、結構惜しかった気がします。

 

・第18ステージ

マドリードでのスプリント、アッカーマンが今度はしっかり先着しての勝利!

自分の予想はこちら!

かなり僅差でベネットは敗れましたが、素晴らしい勝負でした。

 

3週目は…正解がゼロ!

う~ん、第13ステージをそのまま普通にログリッチにしておけばよかったですね。

あと、今後は予想Tweetを忘れないように気を付けます…。

 

これで全18ステージが終了、正解は合計4つでした!

1週目で3問正解して、かなりいい滑り出しだと思ったんですが、2週目は正解1つに3週目は正解ナシと、かなり尻すぼみな結果になってしまいましたね…。

総合勢で安定して調子が良さそうなのがログリッチとカラパス、そして登坂での調子は中盤以降はカラパスの方が良さそうだと判断してカラパスを猛プッシュしたんですが、結局カラパスはステージ勝利がゼロで終わってしまいました。

実際、終盤は明らかにログリッチより登りの調子は良かったように見えましたが、それでもステージ勝利には繋がらず、逆にログリッチが山岳ステージ以外で勝利を稼いだ辺りに、改めて予想の難しさを感じました。

 

来シーズンも楽しくいきましょう

今シーズン最後のレースとなったブエルタ・ア・エスパーニャ2020。

その予想の振り返り、楽しんでいただけたでしょうか?

グリッチという大本命が総合優勝を飾りましたが、昨年とは違いめまぐるしくジャージが移動する展開は、見ている分には本当に面白かったと感じています。

そんな展開の中で行う予想は、これもまたかなり楽しかったんですが、終盤はなかなか予想が当たらずに、自分はまだまだ精進が足りないなと感じたのも正直な感想です。

 

まぁ、当てる為にやっている訳ではありませんが、やっぱり当たれば嬉しいじゃないですか。

「ドヤァ…」ってできるじゃないですか。

…冗談はさておき、「当たれば嬉しい、当たらなくても楽しい」というスタンスで、来シーズンも楽しみながら予想を行っていきたいと思います。

それでは、また!